私もそうでしたが、正社員の事務職へ転職したいと思っていても、未経験だと難しいかな…?と不安になりますよね。
たしかに正社員の事務職は転職が難しいのも事実ですが、しっかりと準備をして選考に望めば未経験でもなれるチャンスはあります。
実際に私も、未経験から正社員の事務職へ転職しました。
その後も2回、事務職で転職したよ!
そこで本記事では、事務転職を3回経験した私が、正社員の事務職に就くための手順を解説します。
正社員の事務職に転職したい方は、ぜひ参考にしてください。
事務職に正社員で転職するのは難しい?
結論からお伝えすると、事務職の正社員に転職するのは難しいのが現実です。
事務職は人気があり、正社員を目指すなら何十人もの応募者の中から選ばれなくてはなりません。
未経験だし諦めようかな…。
未経験でも事務職になれるチャンスはあるよ!
しかし、事務職は人気が高いといっても、未経験でも内定獲得のチャンスは十分にあります。
私も会社で事務職の採用活動をしていますが、不採用となる応募者のほとんどは準備不足が原因です。
事務職の正社員に転職したいなら、これから説明する準備をしっかりして転職活動に臨みましょう。
Step1|職種理解と自己分析
競争の激しい正社員の事務職に転職したいなら、事前準備が成功の鍵となります。
本章では、転職活動の第一ステップである職種理解と自己分析を解説します。
事務職について理解する
転職を成功させるには、まず事務職について正しく理解する必要があります。
職種理解は、選考に重要な志望動機や自己PRをつくるために欠かかせないからです。
選考を通過する人は、事務職の解像度が高いよ!
具体的には、次の項目を正確に理解することが大切です。
逆に、これらについて自分の言葉で説明できないなら、応募先の会社を納得させられる志望動機はつくれません。
まずは、事務職について理解することから始めましょう。
自己分析をする
事務職の理解を深めたら、次は自己分析をしましょう。
自己分析が不十分だと面接で具体的な回答ができないので、面接官が評価しづらくなるからです。
その結果として、「本当に会社で活躍してくれるのか?」と疑問を持たれ不採用になってしまいます。
自己分析は合否に関わるくらい重要だよ!
自己分析をしていれば、これまでの経験や培ったスキルを今後どのように活かしたいかが明確です。
そうすることで、面接官に仕事への適性や会社にどう貢献できるかが伝わり、採用の可能性が高まります。
とはいえ、自己分析ってどうやるの…?
自己分析のやり方がわからない、自分のやり方では不安という場合は、転職エージェントの力も借りましょう。
Step2|求人を探す
本章では、求人の探し方を紹介します。
転職サイトで調べる
手軽に求人を探せるのが、転職サイトです。
転職サイトでは給与や勤務地など条件で絞り込みができるので、簡単に希望条件に合った求人を探せます。
スキマ時間にチェックできるのも便利!
しかし、転職サイトは手軽な一方で、会社選びを自分ひとりでしなくてはなりません。
実際に私も転職サイトを使って転職活動をしていましたが、以下の悩みを抱えていました。
条件面はもちろん、社風や適性など自分に合った求人を知りたいなら、次に紹介する転職エージェントも活用しましょう。
転職エージェントに紹介してもらう
転職エージェントに登録すると、あなたに合った求人を厳選して紹介してもらえます。
また、エージェントからしか紹介してもらえない非公開求人も扱っているので、会社選びの選択肢が広がります。
次のように、ひとりで求人を探すのが難しいと感じている場合は転職エージェントに相談してみてください。
プロに相談できるのは心強い!
ただし、転職エージェントはたくさんあり特徴や強みが違うので、自分に合うエージェントを探すのが大変という側面もあります。
事務職を志望しているなら、事務職専門の転職エージェントに登録するのが良いでしょう。
Step3|応募
本章では、選考の通過率を上げる応募のコツを2つ紹介します。
気になる会社があればすぐに応募する
気になる会社があれば、すぐに応募しましょう。
なぜならば、会社の採用活動は先着順で進んでいくからです。
募集期限が先だからといって応募を後回しにしていると、あなたが応募したときには内定者が決まっているかもしれません。
いつでも応募できるように準備しておこう!
新着求人に応募できるよう、こまめに求人をチェックしたり、必要書類を用意しておいたり、事前に準備をしておきましょう。
志望動機・自己PRをしっかり書く
会社に応募する際に必要な志望動機や自己PRはしっかり書きましょう。
応募が殺到する事務職では、志望動機や自己PRが適当だと採用担当者の目に止まらず、あっさり落ちてしまうからです。
書類選考が通過したら考えるつもりだった…!
私も会社の採用担当として書類選考をしてきましたが、次のような書類をたくさん目にしました。
残念ながら、これらに当てはまる応募者は書類選考を通過できません。
逆にいえば、応募段階で志望動機や自己PRを作り込んでおけば、書類選考を優位に進められます。
書類選考の通過率をアップさせるために、志望動機や自己PRはしっかりと書きましょう。
Step4|書類作成
本章では、選考時に提出する2つの書類について解説します。
履歴書
履歴書とは、応募者の基本的なプロフィールや経歴を伝える書類です。
会社によっては、フォーマットが指定されていたり、手書きを指定される場合もあるので作成前によく確認しましょう。
とくに指定がない場合は、記入ミスで何度も書類を書き直す手間が省けるので、パソコンで作成するのがおすすめです。
私もパソコンで作ったよ!
インターネットで検索すればフリーの履歴書のフォーマットが見つかるので、それを利用すればOKです。
職務経歴書
職務経歴書とは、これまでの職歴や業務経験をまとめた書類です。
履歴書は応募者の基本情報を書くのに対し、職務経歴書には経験した仕事の内容や実績、スキルを具体的に記載します。
履歴書 | 職務経歴書 | |
---|---|---|
目的 | 応募者の基本情報を確認する | 応募者の経歴やスキルを確認する |
記載内容 | ・氏名 ・学歴 ・職歴 ・免許、資格 ・趣味、特技 | ・氏名 ・職務経歴 ・自己PR ・資格、スキル |
書き方・フォーマット | 決まっている | 自由 |
応募先の会社は、職務経歴書から自社に適した人材かどうかを判断します。
また、書き方やフォーマットも履歴書に比べると自由に書けるのが特徴。
自由に書ける分、作成に時間がかかるので慌てて作ることがないようにしてくださいね。
Step5|面接対策
ここからは、事務職の正社員に受かるためにすべき面接対策について解説します。
頻出質問は回答を考えておく
書類選考を通過し面接に進んだら、よく聞かれる質問の答えは考えておきましょう。
実際に私が採用面接で聞かれた質問や、面接官として質問していな内容から、最低限用意しておくべき質問を5つまとめました。
自己紹介の準備を忘れてる人が多いよ!
これらの質問は、必ずといって良いほどよく聞かれるので答えを用意しておいてくださいね。
転職軸の再確認
面接に臨む前に、転職軸を再確認することも大切です。
自分の転職軸を改めて確認しておくことで、面接での発言がブレることを防げるからです。
事務職の内定を獲得するコツは、応募書類から最終面接まで発言に一貫性があること。
想定外の質問をされて、うまく答えられなかった…。
面接では、準備していなかった質問がされることもありますよね。
そんな場合でも、転職軸がしっかりとしていれば一貫性のある返答ができます。
面接官はさまざまな角度から一貫性や志望度を確認しているので、転職軸は再確認しておきましょう。
事務職の正社員へ転職でよくある質問
本章では、事務職に正社員で転職したい人のよくある質問をまとめました。
正社員の事務職は未経験だと採用されない?
事務職の正社員は、未経験でも採用されます。
ただし、未経験でも採用される可能性があるからこそ、人気が集中している一面も。
厳しい倍率を乗り越えるために、しっかりと準備をして選考に臨みましょう。
正社員の事務職に採用されやすい人の特徴は?
正社員の事務職に採用されやすい人には次のような特徴があります。
事務職に向いている人材であることを示すために、選考ではこれらもアピールしましょう。
まとめ|事務職の正社員は難しくても、転職できる!
本記事では、事務職の正社員に転職するための手順を解説しました。
改めてお伝えすると、競争の激しい事務職に転職するためには、念入りに準備することが欠かせません。
ひとりで対策するのは自信がないな…。
プロの手も借りよう!
転職エージェントに登録すれば、あなたに合った求人の紹介から、選考準備まで手厚いサポートが受けられますよ。